換気扇やコンロの油汚れが取れない、とお悩みのことも多いキッチン。
朝から夜まで食事の準備に後片付けと使うだけに、常にきれいにしておくのはむずかしいと思われがち。
汚れの質を知り、簡単なお掃除方法をマスターしましょう!
朝から夜まで食事の準備に後片付けと使うだけに、常にきれいにしておくのはむずかしいと思われがち。
汚れの質を知り、簡単なお掃除方法をマスターしましょう!
- 料理をするキッチンは水や油、食材などの汚れから、水アカ、ぬめりまで数々の汚れの種類があります。基本は使い終わったらすぐ、汚れがかたまらないうちに水拭きか中性洗剤を使って拭く、仕上げはから拭きという3つ。 そのつど拭くのはめんどう、と思いがちですが、かたまった汚れを取り除くほうが時間も手間もかかってよけいにおっくうになります。また、ぬめりなどをためると衛生面でも心配です。1日に一度でもいいので、さっと拭く習慣をつけましょう。
部位別のお手入れ方法
日常のお手入れから、汚れがたまった時の基本的なお手入れをご紹介。表面に加工が施されている製品は、特定の洗剤やタワシを使うとキズがついてしまうことがあります。必ず取扱説明書等で確認してから行いましょう。
- ■シンク
- 夕食の後片付けの後、台所用中性洗剤で全体をさっと洗って水を流し、水滴を拭き取っておきます。落ちにくい汚れはクレンザーを使いますが、金属タワシなどはキズをつけるのでスポンジを使用しましょう。
- ■カウンター
- 普段は水拭きの後から拭きを。汚れがたまったら、人造大理石は中性洗剤をスポンジにつけて掃除。ステンレスは中性洗剤かクリーナーなどを使って汚れを取ります。
- ■排水口
- こまめにゴミを捨て、中性洗剤をスポンジにつけてカゴを洗っておきましょう。ぬめりが気になったら歯ブラシなどを使って細かい部分までお手入れを。
- ■レンジフード
- 油汚れがやっかいな場所ですが、2~3カ月に一度はしっかり汚れを落としたいもの。フィルターなど外せる部分は、ぬるま湯につけて中性洗剤を含ませたスポンジや歯ブラシなどでこすります。がんこな汚れは40℃ぐらいのお湯に洗剤を入れ30分程度つけ置きし、汚れを浮かせてからこすりましょう。安全のため、電源を切ってから行うように。
- ■加熱機器
- 何より使った後にすぐ拭く、というのがお手入れの鉄則。汚れがたまったら、外せる部分は、40℃ぐらいのお湯に洗剤を入れ30分程度つけ置きし、汚れを浮かせてから掃除しましょう。IHクッキングヒーターは、専用のスポンジを水で濡らしてこすります。扉、キャビネット
- ■扉、キャビネット
- 調理中の水や油で汚れるので、毎晩最後にさっと水拭き、から拭きをするだけでも美しさが保てます。落ちにくい汚れは、ぬるま湯に薄めた中性洗剤を入れ、ぞうきんを絞ってふきます。仕上げはから拭きで。